プログラミング言語のPHPを学習するためには、まずHTML、CSS、JavaScriptについて勉強しておくことをおすすめします。汎用性が高いのがPHPの特徴ですが、基本的にはバックエンドと呼ばれる、WebサイトやWebアプリなどのサーバー関係の処理を行うために用いられます。
一方で、フロントエンドと呼ばれる、ユーザーの目に見える部分の処理は、HTMLやCSSやJavaScriptで行われるのが普通です。フロントエンドの知識が皆無ではバックエンドの処理について理解するのも難しく、PHPの学習を始めても、ピンときにくいでしょう。フロントエンドを完璧に理解していないとバックエンドに進めない、ということはありませんが、ある程度はフロントエンドについても知っておかないと、PHPの学習を進めるのは困難です。
変数や関数などのプログラミング言語に必須の要素については、他のプログラミング言語を勉強している場合、比較的スムーズに進められます。しかし、いきなりPHPの学習を始める場合、変数や関数などを理解するのはなかなか大変です。市販の書籍を参考にしたり、プログラミングスクールに通ったりして、しっかりとプログラミング言語の肝の部分を学習することをおすすめします。
そして、PHPに限った話ではありませんが、実務経験を積むことを想定するのであれば、フレームワークの扱い方も押さえておきたいところです。開発の効率化のために作られているフレームワークは、実際の業務でもよく用いられるので、特に人気が高いLaravelは最優先で学習しておくと良いでしょう。